さわやかな五月、ゴールデンウィーク初日3日は久しぶりに京都東山清水寺に娘と参詣し舞台からの京の遠景を眺め「子安の塔」を拝観、音羽の滝の飛沫を眺め、舞台の懸造りを仰ぎ見て、しばし感慨に浸った。大学時代の恩師元良教授が、この寺の由来を詳細に語ったのを思い出した。産寧坂から二年坂、八坂の塔を左に眺めながら高台寺から「寧々の道」に入り、円山公園を抜けて八坂神社前の東山通りの蕎麦屋で昼食。祇園の中を通り花見小路を抜けて南へ向かい四条大橋を渡り、加茂川遊歩道を北へ三条通りに出て、河原町通りから京極を経て高倉通り角の「京都文化博物館」で開催中の印象派の絵画展を鑑賞、連休中のことで大勢の方が詰めかけて1時間待ち。入場しても人人人、鑑賞するどころではない、主な絵を端折ってみて終り、残念だった。
三条通りには日本の近世建築史に名を遺した建築家の設計した建物が多く残されている。ここ「京都文化博物館(旧日本銀行京都支店)」も辰野金吾・長野宇平冶の作である。
終わって近所の親鸞聖人ゆかりの六角堂(頂法寺)にお参りした。歩行距離約8Km、さすがに少々疲れた、タクシーを拾って三条京阪から帰宅した。83歳6ヶ月でこの距離を難なく歩ける健康さに大感謝!!
こうして会報も編集できる有難さに重ねて感謝・感謝!!